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2017-08

宇宙で広がる折紙 - 2010.06.07 Mon

対角線部分を持って左右に引っ張ると展開、収納簡単にできる
不思議な折り方のミウラ折
の発明者、三浦公亮氏の講演会へ行ってきました。
2010.6.6.講演風景 のコピー


三浦氏は東京大学名誉教授、文部省宇宙科学研究所教授で現在は
宇宙の構造物の設計を研究されているそうです。

宇宙へ飛ぶロケットは小さい・・宇宙へ行って大きい仕事をしようとすると
何かクリアしなければいけない。
そこで考えられたのが小さくたためて大きく広げられるミウラ折りの人工衛星の
パネル展開。宇宙実験衛星の太陽電池パネルなどを設計されている三浦氏はまさに
「宇宙の建築家」と呼ばれているそうです。

宇宙では空気抵抗がないので光をうまく使える。
ロケットで軌道まで打ち上げてもらったら宇宙で大きい帆を広げる
大きさは少なくとも東京ドームくらい。。。
燃料は太陽の光でタダ(笑)
まるで「宇宙のヨット」・・というお話を聞いていたら
衛星が宇宙の海原でゆったりと・・太陽の光を受けて静かに漂っている姿を
想像して気持ちよかったです。。。


驚いたのは意外なところにもミウラ折を活用したものがあると見せてくれたのが
キリンの缶チューハイ(氷結)や缶コーヒー(FIRE)で使われているダイヤカット缶。
東洋製罐から話が来て作ったものだという。
栓を開ける前は円筒形。栓を開けたら少しつぶれて強くなる構造。
本来は缶の丈夫さを保つ為に厚さが必要となる缶だけれどこのダイヤカットの
デザインで缶の厚さを薄くしても丈夫になる方法が生まれたと。
ただデザイン性でと思っていた私はビックリ! !
兄貴の好きなお酒の缶に宇宙構造物の設計が生かされていたとは! と妙なところで
感動したりもする(笑)



人間が宇宙に出たんだから人間らしいことをしたい。
宇宙で遊ぶ。

壊れてはいけないものを作るのが仕事だけれど
でも 壊れる形の方が面白い


そんな遊びココロもたくさん感じられる三浦氏のココロの言葉が印象的。


そしてもうひとつ。。
手土産にいただいたのがある植物の葉を見て考えられたという
ミウラ折の葉。
2010.6.6.閉じた葉 のコピー 2
閉じていても・・
広げた葉
一瞬で開きますっ



葉も芽を出すときは小さく・・その後は少しでも太陽の光をたくさん受けられる
ように大きく葉を広げようとする

衛星パネルと同じだ。。

人も自然も同じことを考えてる!

何気ない身のまわりの自然にスゴイことはたくさん潜んでいるな・・と感じました。


ミウラ折というのは英国折紙協会でジョーク半分で折り紙の話をしたら
そう呼ばれるようになったという。。

地図MAPなどで多く活用されているミウラ折。
でも実は発案した頃は誰も聞いてくれず、もうこの案を捨てようかなと
思ったら注目されるようになったと言います。
「長生きしないとダメですね」(笑)と三浦氏。


宇宙に広がる夢の設計をされている三浦氏のお話を、近所で開催されていた
地域のお祭りの会場で聞くことができたのが、身近にアンテナはると
いろいろ発見できて面白いなぁ?と嬉しかったひとときでもありました。。

自分のココロもつい小さくなってしまうときあるけど
それはあくまでも折りたたみ中 折りたたみ中・・と思うか(笑)
ココロの折紙、ふわ???っと広げる日を夢見て・。。・・。☆

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プロフィール

石坂香

Author:石坂香
イラストレーター&カケラージュ作家.
女、母、紙、絵、音、病、楽、笑、感、
日々、色々いろイロ、カケラージュlife!
病を機に 捨てられそうなモノが愛おしく
エコ紙漉きで、エコでニコッとなる
エコハートを産みました。
イロイロ 異素材などとセッションして 
日々のカケラで切ったり、貼ったり、
カケラージュ(造語)して 
生まれ変わらせています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(病とのコラボ過去入院日記も掲載中。)

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