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2017-08

白糸の世界 - 2009.09.27 Sun

北欧・デンマークでキュレーターやコーディネーターとして活躍されている
ユキ・パリスさんのヨーロッパ各地の古い糸と針による作品や道具のコレクションたち。。 
松屋銀座で開催されている「ヨーロッパアンティーク・美しきよきくらし展」へ行ってきました。

ユキさんは博物館で見た17世紀のオランダ王女の洗礼服に施された見事な白糸刺しゅうの
手仕事に感嘆し、収集が始まったという。

会場には細かい手仕事の刺しゅう作品の世界が広がっていて・・近づいて見ると
あまりの細かい手仕事、技術にため息が出てしまいました。
刺しゅうや編み物は女性の基本的な教養とされ、幼い頃から針と糸を持って練習したそう。
白を生かす作品や白だけの陰影の世界が好きな私は白糸刺しゅうの世界が
とても心地よかったです。。




日本では古くから染めの技法も発達していたけれどヨーロッパて゜は17世紀に本格的に染めが
始まるまでは織りと刺繍だけが布装飾の方法だったそうで。。
そこで技術が磨かれたんですね。。


何かが足りないこと・・によって 返って新たな豊かさが生まれる。。

一見豊かに感じることでも実は何かが足りなかったりする・・

どちらが本当の豊かさなんでしょう・・


何か 大切なことに気づかせてもらった気がしました。



展示品の中に「針画」とよばれる細い絹糸で描いている刺しゅう画があったのだけれど・・
これがまたなんとも細かい細密画のようで・・素晴らしかったです。。


また惹かれたのは、針仕事に使われる手芸道具たち。。
ブーツの形や傘の形をした針入れ。。
ハサミに施された遊びの装飾。。。
あまり手芸は得意ではない私だけれど。。
こんな手芸道具だったらついつい持ち歩いて縫いたくなってしまいそう(笑)


2009.9.27.サジュー本と刺しゅう展IMG_2548
思わず会場で販売されていた手芸用品の伝説的な老舗ブランドサジューのお裁縫箱
いうフランスのアンティーク手芸用品の本を買ってしまいました。。
見ているだけでホント・・しあわせ気分になる(笑)

それと同時にその当時の針仕事に費やす女性達の風景が広がってくるようで
なんともあたたかい気持ちになります。。。



一針一針・・誰を思って縫っていたのかな
一針一針・・何を込めていたのかな
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プロフィール

石坂香

Author:石坂香
イラストレーター&カケラージュ作家.
女、母、紙、絵、音、病、楽、笑、感、
日々、色々いろイロ、カケラージュlife!
病を機に 捨てられそうなモノが愛おしく
エコ紙漉きで、エコでニコッとなる
エコハートを産みました。
イロイロ 異素材などとセッションして 
日々のカケラで切ったり、貼ったり、
カケラージュ(造語)して 
生まれ変わらせています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(病とのコラボ過去入院日記も掲載中。)

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